/ こんばんは。優良中小企業の採用を支援するオハルラボのおはるです。\
昨日の私の黒歴史【就活編】に引き続き、【入社編】を書きます!
ちなみに、昨日の投稿は当ブログの1日最高アクセス数を叩き出しました。黒歴史というパワーワード・・・(笑)
ちなみに私が就職したのは東京の六本木にある総合不動産会社で、規模でいうと大企業の分類ですが、知名度的には東京以外の地域だと「は??聞いたことすらないわ??」という感じの未上場企業です。
就職して上京したての頃は「六本木OLなんてかっちょいい響きだなぁ~♪」と意気揚々としていたわけですが、だんだんと「あれ??おかしいな??こんなはずじゃ???」ということが多くなっていきます。
①給料はたしかに高いけど、その分出ていくお金も多い問題
就活編でも書いたように、【給料高い順に応募していく】という血迷った就活をしていたため、たしかに初任給は普通の会社よりちょっと高かったです。たしか新卒で25万円くらいだったかな??
がしかし。これは月30時間分の残業手当込みの金額でした。(そして実際は30時間以上残業してましたが、追加の残業代がでることはなかった)
しかも交通費も込みの金額だったので、今思えばあんまり他の企業と変わらないかもw
就活生のみなさん、そういうところもしっかりチェックするようにしてくださいね!
そして。
なにより東京は家賃が高かった!!わたしが住んでたのは新宿区の端っこみたいなところでしたが、ワンルームのアパートで月8万円の家賃。
家賃8万+光熱費1.5万+携帯代1万=10.5万円 は固定費として飛んでいくので・・・
食費とか日用品とかを除くと、自由に使えるお金は月5万くらいの貧乏生活でした。
5万とかすぐに無くなりますよね。なので貯金とか全くできませんでした。
むしろほぼ毎月赤字で、ボーナスで採算を合わせていたかも。(笑)
たまに金沢に帰省して地元の〇〇銀行に就職した友達と会ったとき、初任給は18万以下だけど月5万くらい貯金してると聞いてびっくりした記憶があります。
しかも!!
最新の統計データでは、石川県が月間の世帯消費金額1位らしい!!!
世帯当たり消費支出、7年ぶり全国1位 「石川100の指標」県が発表
県が29日発表した2018年版「石川100の指標」によると、17年の1世帯当たり月間消費支出(金沢市)は前年比2万8千円増の33万5千円となり、全国トップだった。
前年の11位から大きく順位を上げ、首位は7年ぶりとなる。2位は東京の33万3千円で、神奈川(33万2千円)、福岡(31万9千円)、富山(31万6千円)が続いた。県担当者は「県内の景気が上向いている影響でないか」と指摘した。
石川は月間消費支出を含め5項目で1位となった。人口10万人当たりの建物火災出火件数は年間12・5件で、4年連続で全国最少だった。鉱工業生産指数は4年連続、人口1人当たりの生産用機械器具製造業出荷額は5年連続でそれぞれ首位を維持。人口100万人当たりの日本伝統工芸展入選者数は17年連続の1位だった。
女性就業率は51・8%に上昇したものの、福井(52・6%)に抜かれ、前年の1位から2位に順位を下げた。人口100万人当たりの日展入選者数、繊維工業出荷額、高卒者の県内就職率、大学・短大等学校数も2位だった。
(北國新聞ニュースhttp://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20180330103.htm)
なんとーーー!東京よりも石川県民の方がお金持ちなのか!?!?
ちなみに実際に私の顧問先でも、12人の地元企業なのに30歳で年収500万円いくレベルの会社があります。
たぶん県内を探せばそういう企業はもっとごろごろあるんじゃないかと。
しかも家賃とか物価とか安いしね。
なので都会の大企業より地元の中小企業の方が豊かな暮らしが出来る可能性は十分にあります。
②大企業だからって、スケールの大きい仕事ができるとは限らない問題
総合不動産会社に総合職で入社したら、なんかスケールの大きい仕事できるんだろうなー
動かす金額も大きいんだろうなーーー
って思うじゃないですか。
でも私には営業の適性がなかったらしく(?)
最初は賃貸管理の業務に配属されました。
しかも、本社ではなく社員数40人の関連会社に出向という形で。
「え、これじゃ中小企業に就職したのと変わらんやないかいw」ってなりますよね。
でもこれ、大手企業ほど関連会社や子会社っていっぱい持ってるので、こういうパターンよくあると思います。
そして私の業務は賃貸管理だったので、わりと地道な仕事でして・・・
仲介会社に飛び込み訪問したり、相場を見て家賃をオーナーに提案したり、賃貸契約を締結する。この繰り返しな毎日でした。
入社1年くらいして、「なんか…わざわざ高い家賃払って東京住んでまでやる仕事じゃなくないかこれ??( ^)o(^ )」って感じていました。
今振り返るとほんとにそうだったなと思いますし、仕事のスケールでいうとむしろ県内の海外進出している中小企業のほうがきっと大きいですね。
③大企業=かっこいい という幻想
学生の頃はひたすらに「知名度がある大企業=かっこいい」というイメージでしたが、早い人だと20代後半から、大体30歳くらいになるとそんな感情は減ってきます。
これは、周りの友人知人を見ていても同傾向だなと思います。
実際に20代後半になると、一気に転職組が増えました。
私の同期入社の人たちも50人⇒25人になりましたし、
超有名企業に入社したのに転職した知人もいっぱいいます。
その理由は、
みんな20代後半になると結婚とか出産とか、これからの自分の生き方とかリアルに考え出すんですよね。
なので
大企業だけどめっちゃ激務 とか
転勤が多い とか
↑のデータで示されているような、「地方のほうが実は豊かな暮らしができるかも」 とか
自分の本当にやりたい仕事がしたい とか
自分の人生や生活に直結することを色々と考えると、知名度とかまじでどうでもよくなってくるんですよね!!!!そんなもんに構っている暇はねぇ!となります。
だから、知名度だけで会社を選ばない方がいいです。絶対。
番外編
ちなみに東京に合計2年間ほど暮らしましたが、住む場所としてはまっっっったく合いませんでした。(笑)
まあそんなのも住んでみないと分からないので、一回は出てみてよかったなと思いますけども。
なによりも、満員電車が死ぬほど苦痛でした。
朝の通勤で1日のエネルギーの7割を消費し、のこりの3割で仕事するかんじ。。
会社着いた時点で疲れ果ててるってどーなん、、、と思ってました。
しかも私は行列嫌いだし、東京にしかない最先端の流行・芸術・文化・イベントにもさして興味がない人間だったので。。(金沢の伝統文化やほっこり系のイベントがすきです)
まとめると
就職先選びは
「自分のやりたい仕事かどうか」
「ほんとうに豊かな暮らしが出来るのか」
を考えて選んだほうがいいよということです。
私みたいな「とにかく都会!」「とにかく大企業!」という考えはホントおすすめしません。
まあとはいえ、一度東京に出てみたいって気持ちはよく分かるので、
都会や大企業に疲れたときに、「地元にこんな良い中小企業もあったな」と思いだしてもらえば嬉しいなという気持ちで今の仕事をやっています。
選択肢は色々と持っておいたほうがいいです。
というわけで。
長くなりましたがここまでお読みいただきありがとうございました!